なおじのブログ

田舎生まれ&育ち/アラサーOL/転勤族妻/不動産関連/卵巣嚢腫 等について書きます!

【卵巣嚢腫記録⑥】フラットな夫にありがとう

皆さんこんにちは!

なおじです。

 

卵巣嚢腫に原因はない」という言葉を受けて、

深めの悲しみにしずんだ

前回の記録はこちらから👇

 

6ana-na0-j1.hatenablog.com

 

 

卵巣嚢腫には原因がない、運ゲーなのか、

様々な病気の患者さんが言う

「どうして私が?」に、どうしてか私も…?

 

翌日もぐるぐる考えていました。

 

翌日、夫に心境を話してみると

「そっか運ゲーか(笑)しゃあないね」

と、めちゃくちゃあっさりしていました。

語尾に(笑)ついてますやん。

 

夫は、手術になるかもと言われた

子宮がん検診の日こそ

動揺しているように感じられましたが、

 

それ以降はフラットないつもの様子に戻っていました。

 

私は心配性で小心者、

石橋をたたき割るくらいビビりですが、

夫はなぜかいつも落ち着いています。

焦らない、執拗に不安がらない、武士か。

 

そんな夫のことをどこか尊敬していて、

出会えて結婚できたことに対して

「もう一生分の運を使い果たしたな」

とも少し思っています。

 

だから、運にゆだねるしかない局面で

よからぬ方向に行ったとしても

ある程度仕方ないのかも、と思いました。

 

ありがとう夫よ(ぺこり)

 

そこからは粛々と入院の準備を進めることができました。

 

夫と行った手術説明も淡々と終わり、

「なおじから聞いてた感じだと

 随分陽気そうな先生かと思ったら

 全然普通やん。真面目そうやん。」

と謎のクレームを賜りました。(知らん)

 

君には先生が明るく話してくれているのが

わからんかね!不真面目とは言ってない!と

いろいろ言い返したくなりましたが、

今日はやめといたろうと黙っておきました。

 

手術説明日が、入院のおよそ10日前。

 

約1週間と短い入院期間の予定で

洗濯もめんどくさいしということで、

7日分の下着やパジャマを買い足したり

お泊りお風呂セットを買ったりしました。

 

約半年前に開設したばかりの新棟とのことで、

全室個室!シャワー・トイレ付で、

かなり快適な入院生活を送れそう!と

テンションが上がりました♩

 

ただ、入院・手術・治療費として約25万円かかると…

痛い出費です(*_*)

 

高額医療の負担を抑える制度だったり、

任意の医療保険に入っていたりしましたが…

 

このあたりのお金に関わるところは

別の記録にてお伝えしてまいります('_')

 

次回は、入院生活について書いていきます!

 

 

なおじ

 

 

 

【卵巣嚢腫記録⑤】運ゲーに負けた……?

皆さんこんにちは!

なおじです。

 

緊張しながら専門外来にかかった結果、

またもワニワニパニックに陥った

前回記録はこちらから👇

 

6ana-na0-j1.hatenablog.com

 

 

初診から約3週間後、精密検査のため

再び権力をそのまま形にしたような建物に

やってまいりました(ぜひ見てほしい)

 

採血、採尿の他、目玉はMRI検査でした。

半端ない磁力の筒に入って

ドンドンドン!という大音量を聞いて

約30分待ちました。

 

実は私、中学生の時に

「先天性膝半月板損傷」のために

半月板を整える手術を行ったことがあり、

その際に何度かMRI検査を受けています。

 

なので、ドンドンドン!に抵抗もなく

狭いところが好きなのもあって、

途中寝落ちしていました(笑)

我ながら神経の図太さに少し引きました…

 

むにゃむにゃしながら婦人科へ移動。

待合室でも引き続きうとうと…

能天気な患者です。

 

MRI検査で撮影された画像は

今までエコーで見ていたものより

範囲も広くとてもわかりやすかったです。

 

子宮に対して左側卵巣の存在感が

それはそれはすごくて…!

子宮より3回りくらいあるんじゃ

っていうくらいのサイズ感でした。

 

前回の初診では、

生理の際に外に出るはずの血が

卵巣に溜まっている可能性が高いので

子宮内膜症かな~というお話でしたが、

 

MRIの画像等から判定すると

水、脂、髪の毛や歯等が溜まって

卵巣が膨れていると考えられるため、

卵巣嚢腫」という診断になりました。

 

なんで髪の毛!?歯!?と聞いてみたら、

受精していないにも関わらず

体が勝手に細胞分裂を初めてしまうと

考えられているそうで…

早とちりな体め、とため息が出ました。

 

医「最後に診断について何か質問ある?」

 

な「原因って何なんでしょうか?」

一番聞きたかったことを聞きました。

 

普段食べているものとか、

性生活がよくない?とか

いろいろ想像していたのですが…

 

医「原因はね…ないんです。

  運みたいなものなんです。」

 

明るくてはきはきしゃべっている先生が

急に悲しそうに言うから、

私も悲しくなりました。

 

運ゲーに負けたんか…………? ”

 

次回の手術説明はご家族の方も一緒に、

とのことで予約をして帰宅。

 

家を出てから約6時間も経っていて

体力的にも精神的にも疲れた私は

泥のように眠りました。

 

MRIといい、待合室といい、

なんだかよく寝た一日になりました。

 

次回も引き続き入院直前のことについてです!

 

 

なおじ

 

 

 

 

 

【卵巣嚢腫記録④】ワニワニパニック再び!

皆さんこんにちは!

なおじです。

 

さて前回は地元の皆様への感情の高ぶりが

カイジのナレーションとなり現れた

なおじでございます👇

 

6ana-na0-j1.hatenablog.com

 

 

なかなか予約がとれないらしいよ…

という噂からビビりまくっていましたが、

子宮がん検診からおよそ3週間後には

無事専門外来にかかることができました。

 

新しくてきれいで大きな病院は

なんだか権力を感じました(褒めてる)

 

迷いまくり、敷地を端から端まで歩き、

警備員さんや受付の方々に

なんとか導かれてやっと婦人科に

たどり着くことができました。広すぎや。

 

婦人科の権威モンスターみたいなお医者さんかな…

とびびりまくっていると、割とすぐに呼ばれ、

緊張の面持ちで入室しました。

 

医「こんにちは~、どうも○○です」

 「早速だけど診せてもらうね~」

 「お~これすごいね、生理痛痛かったでしょ?」

 「いや~早く気付いてよかったよね」

 「普段婦人科なんて行かないもんね」

 「あ、そうだ今妊活してるぅ~?」

 

全然、権威モンスターじゃなかった。

だけど、ワニワニパニックみがすごい。

短期間でのデジャヴ…!

 

緊張もあって、矢継ぎ早の質問に

ほぼはいかいいえの返答だけでしたが、

先生が明るく(軽く?)て

なんだかこちらも深刻になりすぎずに

お話を聞くことができました。

 

先生からのお話の終盤、

もし今の膨らんだ卵巣の状態で妊娠していたら

確実に流産だったと言われました。

 

さすがに肝が冷えました…。

 

コロナの影響で、入籍からおよそ1年経った

私たち夫婦ですが、まだ結婚式を開けていません。

今はだいぶ先まで延期している状態です。

 

妊活の話をしたこともありましたが、

私たち夫婦の中では

結婚式を無事に終えてから

子どもについて考えよう!

というところに落ち着いています。

 

なので、これまた不幸中の幸いというか、

実際に妊活に取り組んだ結果、

卵巣が膨れていることがわかっていたなら

一体どうなっていただろう…と怖くなりました。

 

診断としては(この時点で)子宮内膜症

卵巣嚢腫の可能性もある、

次回さらに詳しい検査しましょう、と。

 

そして、おそらく手術が必要になる、

虫歯の治療みたいに悪いところを

取り除く手術になると思うとのことでした。

 

やっぱ手術いるんか〜〜〜と思いました。

 

すでに手術の可能性を聞いていたので

そうですか、とあっさり聞きましたが、

やはり手術が決まると身構えるものがありました。

 

次回は、術前のMRI検査について記録します!

 

 

なおじ

 

 

 

 

 

 

 

【卵巣嚢腫記録③】地元の皆様に圧倒的感謝っ…!

皆様こんにちは!

なおじです。

 

前回の記録では

自分が思っていた生理は

「そんなもん」ではなかったことを知り

何なん、何なんと取り乱しました👇

(ただの藤井風さまファン)

 

6ana-na0-j1.hatenablog.com

 

 

子宮がん検診からおよそ2週間が経ち、

紹介状が届いた私は

早速大きな病院を予約することにしました。

 

教えてもらったA・B・C3つの病院から

好きな病院を選んでいいよとのことでした。

 

紹介状が届く前に、会社の皆さんには

・子宮がん検診で要検査と診断された

・もしかしたら入院、手術となり

 ご迷惑をおかけするかもしれない

と伝えていました。

 

会社のお昼休憩中、

家から通いやすそうだし

A病院にしようと思ってるんですよ~

 

と伝えたところ、

 

「婦人科はB病院がいいって聞くよ!!!」

 

と情報をいただきました。

 

よくよく聞いてみると、

B病院は全国的に有名な婦人科の先生が在籍、

新聞やテレビにも多数取り上げられているそう。

わざわざ県外から通う患者さんもいるのだとか。

 

突然ですが、私はいわゆる子なし転勤妻で、

今暮らしている町も夫の転勤がきっかけで

約1年ほど前に引っ越してきました。

 

「地元民」じゃないからなんの情報も知らん訳だ。

 

改めて、A・B・C3つの病院を比較するため

リサーチを始めました。

 

各病院のサイトやインターネット上の口コミは

素人目にはよくわからず、

全ていいように思えて、

でもすべてうさんくさくも思えて、

帰するところはやはり地元の皆様でした。

 

会社の方や、数少ないこちらでできた友達、

美容師さんや脱毛のエステティシャンさん 等々

一応私の人となりを知ってくれている方に

自分の今の状況を正直に伝えてみました。

 

結果、ほとんどの方がB病院を推していました。

 

中には

「友達の一人がB病院で卵巣嚢腫の手術をした」

「B病院で半年ほどかかっている友達もいる」

と教えてくれた人もいました。

B病院でお産をしたという方のお話も聞けました。

 

そんなこんなでB病院にかかることに決め、

無事予約をとることもできたのですが、

同世代にも婦人科系の病気の先輩?が

割とおられることにとても驚きました。

 

具体的で専門的なデータは

もちろん私にはわからないのですが、

友達の友達や通っている美容室やら

そんな身近なところにも悩む方が…

 

と考えると、めちゃくちゃ失礼な話、

安心してしまう自分がいました。

 

・子宮がん検診で要検査と診断された

・もしかしたら入院、手術が必要かも

 

ナイーブな雰囲気にならないよう、

つとめて明るく話しているつもりでも、

特に遠方にいる家族は驚き心配していました。

いつもフラットなことで有名な夫(私の中で)

でさえも、少し動揺しているように感じました。

私が逆の立場なら取り乱しまくるよ。

 

なので、不治の病とかではなさそうだし、

家の近くに有名な婦人科もあるというのは、

割と不幸中の幸いだと思いました。

 

最も、その幸いを導いてくださったのは

信頼できる地元の皆様のおかげでして、

感謝っ…!圧倒的感謝っ…!

 

高ぶって、突然のカイジ風ナレーション…

 

明日へ続きます!

 

なおじ

 

 

 

【卵巣嚢腫記録②】「そんなもんやろ」って何なん?

皆さんこんにちは!

なおじです。

 

前回の記録では、

初めての子宮がん検診で

カーテン越しに、次々と、

なんだかよろしくないことを告げられ

さながらワニワニパニック

陥った様子をお伝えしました👇

 

6ana-na0-j1.hatenablog.com

 

 

「脂汗が出るほどの生理痛なかった?」

 

と最後に聞かれたのですが、

いやはや振り返ってみれば…ありました。

 

でも私の感覚では

「そんなもんやろ」でした。

 

私のルーティーンはこんなん👇

 

生理が終わる

  ↓

【雲一つない青空期】

・何か知らんけど体調すこぶる良い

・便通と肌の状態が超いい

・生理前より2kgくらい痩せとる

・気分が良くてご機嫌な毎日

  ↓

【暗雲立ち込め期】

・な~んかお腹の調子悪い

・目の下のくま目立ってきた

・体重戻ってきた

・そろそろヤツがくると身構える

  ↓

【土砂降り最悪期】

・生理前1週間くらい

 便秘と下痢を繰り返す

・そのくせ異常な食欲

 お腹が張っている感覚はあるのに、

 何かしらをずっと食べたい口になる

・ひどい時には吐く

・吹き出物が顔に出だす

・体重はさらに増える

・締め付けられるような頭痛

 頭が割れそうになる(割れん)

・起きることすべてにイライラしだす

・将来について不安に駆られる

  ↓

【まだまだ降りやまぬ雨期】

・生理がやってくる

・下腹部と腰に鈍痛が…

 毎食後、市販の鎮痛剤を飲む

 →効果が切れたら脂汗が出だす

 →急いで鎮痛剤を飲む

・便通、食欲、肌トラブル、

 頭痛、イライラ、不安は

 日を追うごとに楽になる

  ↓

生理が終わる

 

これ、改めて書いてみると

ちょっと自分でも引いてます…。

これ、何なん…って藤井風さんも

言っとられます。

 

【土砂降り最悪期】の頭痛と吐き気が

ひどくなってきたころ、

さすがにおかしいなと思いました。

 

ストレス?急に暑くなったから?

とりあえずいつもより多く寝てみる?

 

なんとか毎日絶えて、

生理を終えたころに、

記録①の子宮がん検診の日を迎えました。

そんなもんではなかったのかと

知った日でした。

 

なぜ今まで「そんなもんやろ」と

思い続けていたか、

やはり自分以外の生理を

知らないからだと思います。

 

社会人になってから、

「生理は仕事の言い訳にできない」と

自分の中で強く考え始めました。

 

自然と女性同士でも話す機会は少なく、

話しても「そんなもんよね~」に落ち着く。

 

生理が終わればまた調子が戻るので

だましだまし耐え続けてこれたとも思います。

 

意外と自分の中にある固定観念

「そんなもんやろ」が

事実をわかりづらくすることも

あるのだなと実感しました。

 

改めて、生理に限らず

それは何なん?って

思ってみることにしました。

 

 

また明日に続きます!

 

 

なおじ

 

 

【卵巣嚢腫記録①】カーテン越しにワニワニパニック

こんにちは!

なおじです。

 

ふざけた題名を付け始めました。

記録は楽しくいこうと思います!

 

前回の記録⓪では、

このブログを書くに至った経緯を

書いてまいりました👇

6ana-na0-j1.hatenablog.com

 

 

卵巣嚢腫が見つかったきっかけは

会社で受けた健康診断でした。

 

「オプションで女性検診受けれるけど

どうする~?」と総務の方。

「う~ん、どっちでもいいですけどね~」

 

総「まだ若いもんね~」

な「う~ん、皆さん受けられるんでしょうか?」

総「受ける人増えてるかもなあ~、受けとく?」

 

ってな流れで、26歳にして初、

動くいすに座らされ

お腹から下はカーテンの向こうへ。

謎の器具?を

下の穴にブスッといれられる

子宮がん検診を受けました。

 

するとカーテン越しに声が…

 

「これポリープ?いや明らかに

ランソウが大きすぎるね…

これは手術だね~

妊娠・出産はどうかな、

まあランソウ1個残せば大丈夫か~

てか生理痛やばかったでしょう??」

 

いや、カーテン越しに

べらべらしゃべられてもなあ!!!

ちょっと待ってランソウってどこの何!!?

生理痛やばかったんか私は!!??

 

としばらく混乱した後、

いろいろ解説してもらいました…。

 

卵巣とは生理周期に合わせて

子宮に卵子を排出する機関で、

通常約3~4㎝の大きさであること。

(卵巣がなにかもよく分かってなかった)

 

エコーで見ると、

私は約2倍の大きさに膨れていること。

(そもそも普通を知らん)

 

大きな病院に紹介状を書くので、

必ず診てもらうこと。

精密検査によっては、手術が必要となること。

(は、紹介状!?手術!!?)

 

最後に、この体の状態で、

脂汗が止まらないほどの生理痛はなかったの?

と不思議がられました。

(そう言われれば…いやあったっけ??)

 

別に受けても受けんくてもええか~

と思っていた検診で

こんなことを言われるとは

思ってもみなかったもので

終始パニックでした。

ワニワニパニックさながらでした。

 

次の記録では、自分の生理について

振り返ってみようと思います。

 

 

なおじ

 

 

 

【卵巣嚢腫記録⓪】記録を始めます!

皆様こんにちは!

なおじです。

 

このブログを始めたきっかけは、

タイトルにある

卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)と

診断されたことです。

 

診断を受けてから、

インターネットで調べると

原因も症状も治療も

いろっいろ書いてありました。

 

専門家と呼ばれる方、

女性用品の企業の記事、

闘病されている方のブログ…

 

いろいろ読んでも

訳わからん…

 

正直、自身の原因・症状・治療は

主治医の先生を信じるのみでした。

タダより高いものはない、とはこのこと!!

 

だけど、私の体験を

インターネットの世界に放って

卵巣嚢腫をはじめとする病気の

早期発見につながれば…

と思い、書いてみることにしました。

 

なんだかカタイ始まりになりましたが、

こんな体験をした人もいるんだ!

くらいに読んでもらえる記録を

目指そうと思っています。

 

どうぞよろしくお願いします(^^)

 

なおじ